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PowerPoint を PDF・動画(MP4)・画像に書き出したときに残るもの、消えるもの

最終更新日:2026 年 10 月 25 日

要点:書き出しで何が出ていくかは、書き出す形によって違います。PDF は Windows の[オプション]次第で、非表示のスライド・コメント・インク・ドキュメントのプロパティが入ります。動画(MP4・WMV)・画像・アニメーション GIF について Microsoft のページが書いているのは、スライドがどう再生され、どう見えるかです。発表者ノート・コメント・プロパティが入るとも入らないとも書いていません。記録したタイミングとナレーションを使うと選べば、記録した声とレーザー ポインターの動き、カメラを使ったならその映像が動画に入ります。非表示のスライドは GIF ではスキップされると書かれていますが、動画と画像では分かりません。そして .pptx 自体には、書き出しのあともすべてが残ります。動画にする方法として Microsoft のページが挙げる PowerPoint スライド ショー(.ppsx)は、プレゼンテーションのファイルそのものです。この記事は PowerPoint に絞っています。Word と Excel の PDF はOffice から PDF に書き出すときの記事にあります。

書き出す形ごとの違い

PowerPoint の書き出しについて Microsoft のページが書いていること
書き出す形場所中身についてページが書いていること非表示のスライド
PDFWindows:[ファイル]→[エクスポート]→[PDF/XPS ドキュメントの作成]。Mac:[ファイル]→[名前を付けて保存]または[エクスポート]で PDFWindows では[オプション]で、スライドの枠、非表示のスライド、コメント、インク、ドキュメントのプロパティなどの印刷対象外の情報を含められる。Mac では、ノートの保存、配布資料、非表示のスライドを含めることはできないWindows:オプションで選ぶ。Mac:含められない
動画(.mp4・.wmv、Mac では .mov も)Windows:[ファイル]→[エクスポート]→[ビデオの作成]。Mac:[ファイル]→[エクスポート]で動画の形式記録したタイミングとナレーション(使うと選んだとき)、アニメーション、切り替え。Windows では埋め込みの動画も再生される。Mac ではスライド ショーで記録したナレーションは再生されるが、ほかの埋め込みメディアは再生されない。入らないもの:以前の版で挿入したリンクのメディア、QuickTime のメディア、マクロ、OLE/ActiveX コントロール書かれていない
画像(JPEG・PNG など)Windows:[名前を付けて保存](または[コピーを保存])で画像の種類。Mac:[ファイル]→[エクスポート]すべてのスライドを選ぶと、スライドごとに 1 つのファイル。Windows では SVG も選べる。Mac では、画面切り替え・アニメーション・ムービー・オーディオが削除される書かれていない
アニメーション GIFWindows:[ファイル]→[エクスポート]→[アニメーション GIF を作成する]。Mac:[ファイル]→[エクスポート]で[アニメーション GIF]スライド上のすべてのアニメーション、切り替え、メディア(ビデオや GIF など)が入るGIF の作成時にスキップされる
PowerPoint スライド ショー(.ppsx)[ファイル]→[名前を付けて保存]で[PowerPoint スライド ショー (*.ppsx)]画像や動画への書き出しではなく、「通常の表示ではなくスライド ショー ビューで常に開くプレゼンテーション」.pptx と同じくファイルの中にある

表は、Microsoft のページ「PowerPoint プレゼンテーションを PDF ファイルで保存する」、「プレゼンテーションをビデオに変換する」、「PowerPoint for Mac プレゼンテーションを別のファイル形式でエクスポートする」、「スライドを画像または別のプレゼンテーション ファイルとして保存する」、「スライド ショーからアニメーション GIF を作成する」、「PowerPoint でサポートされるファイル形式」によります。PDF の[オプション]の項目と、書き出した PDF のプロパティの確かめ方はOffice から PDF に書き出すときの記事にあります。ここでは PowerPoint のノート・非表示のスライド・コメントに関わるところだけを書きます。

発表者ノート

どの形に書き出しても、.pptx のノートはそのままです。ノートの消し方は発表者ノートとコメントを配布前に消す記事にあります。

非表示のスライド

Windows の PDF では、非表示のスライドを含めるかが[オプション]の選択です。Mac の PDF では含められません。アニメーション GIF のページによると、ファイルの中で非表示になっているスライドは、GIF を作るときに飛ばされます。動画と画像について、非表示のスライドが入るかどうかを書いた Microsoft のページは見つけられませんでした。出してはいけないスライドは、書き出しが飛ばしてくれることに頼らず、書き出す写しから削除します。見つけ方は非表示スライドとスライドの外の図形の記事にあります。

コメントとインク

Windows の PDF では、コメントとインクを含めるかも[オプション]の選択です。動画・画像・GIF について、コメントが入るかを書いた Microsoft のページは見つけられませんでした。記録中のペン・蛍光ペン・消しゴム・レーザー ポインターは別です。記録のページによると、PowerPoint はそれらを再生用に記録します。動画のページは、記録したタイミング・ナレーション・レーザー ポインターの動きを動画に含められると書いています。記録した動画は最後まで再生して、書き込みが映っていないかを確かめます。

文書のプロパティ(作成者など)

Windows の PDF では、ドキュメントのプロパティを含めるかが[オプション]の選択です。外して書き出したら、PDF のプロパティで作成者とタイトルを確かめます。動画や画像のファイルが、プレゼンテーションのタイトルや作成者を自分のプロパティとして持つかどうかを書いた Microsoft のページは見つけられませんでした。書き出したファイルのプロパティを、下の手順で見てください。

Windows では、スライドを SVG でも保存できます。SVG は文字で書かれた形式です。スライドの文字(ほかの図形に隠れた文字も含めて)が検索やコピーのできる文字として入るかどうかを書いた Microsoft のページは見つけられませんでした。SVG はテキスト エディターで開き、スライドの言葉で検索してから送ります。

記録したナレーションと映像

記録のページによると、PowerPoint では音声、インクのジェスチャー、ビデオ プレゼンスを記録でき、カメラとマイクはそれぞれオンとオフを切り替えられ、カメラの背景はぼかせます。マイクが拾った音とカメラが映したもの(後ろの部屋も含めて)は、記録したタイミングとナレーションを使って作った動画に入ります。Mac のエクスポートのページは、記録したナレーションの音声が再生されるとだけ書いています。どちらでも、書き出した動画を最後まで再生して確かめます。

記録は .pptx にも残ります。同じページに「記録したものが各スライドに埋め込まれ、記録をスライド ショーで再生できます」とあります。記録したあとに .pptx を送れば、ナレーションも、カメラを使ったならその映像も一緒に行きます。取り除くには、Microsoft のページ「プレゼンテーションを記録する」にある[クリア]から[現在のスライドの記録をクリア]か[すべてのスライドの記録をクリア]を選びます。このページによると、[クリア]が削除するのはナレーションとタイミングです。クリアしたあとはスライド ショーで再生し、インクやカメラの映像が残っていないかを確かめます。

.ppsx も同じです。スライド ショーで開くだけで、中身は .pptx と変わりません。.ppsx を送るなら、.pptx と同じように中を整えます。手順は発表者ノートとコメントの記事と非表示スライドの記事にあります。

埋め込みのフォントとメディア

書き出す前の掃除

  1. 書き出しに使う写しを作ります。
  2. 非表示のスライドを一枚ずつ見て、出してはいけないものは削除します。
  3. 記録があれば最後まで再生し、言ってはいけないこと、映ってはいけないものがあるスライドは記録し直すか、[クリア]で記録を消してから、もう一度再生して確かめます。
  4. スライドそのものに載っているものを見ます。フッターの名前、メールのスクリーンショット、取引先のロゴ。動画や画像では、見えているとおりに出ていきます。
  5. PDF なら、[オプション]で[発行対象]を[スライド]にし、非表示のスライド・コメント・インク・ドキュメントのプロパティのチェックを外します。
  6. .pptx や .ppsx も一緒に送るなら、先にそれを整えます。

書き出したものを確かめる

  1. 動画は最後まで再生し、画像はすべて開きます。PDF は最後のページまでめくります。スライドの枚数を、見せるつもりの枚数と突き合わせます。
  2. 書き出したファイルのプロパティを見ます。Windows ならエクスプローラーで右クリックして[プロパティ]の[詳細]、Mac なら Finder で[ファイル]→[情報を見る]です。PDF はリーダーの文書のプロパティも見ます。入れたつもりのないタイトル・作成者・コメントがないかを確かめます。
  3. SVG はテキスト エディターで開き、自分の名前、取引先の名前、出してはいけないスライドの言葉で検索します。
  4. ファイル名は、受け取る人に見せてよいことだけにします。書き出すときに PowerPoint が名前を聞いてきます。

ScrubDrop がすること

ScrubDrop は .docx・.xlsx・.pptx のファイルをブラウザーの中で確かめます。ファイルはアップロードしません。PDF・動画・画像・GIF は読まず、Word・Excel・PowerPoint のファイルではないとして受け付けません。使うのは書き出す前のプレゼンテーションか、動画と一緒に送る .pptx です。

よくある質問

PowerPoint の動画に、発表者ノートは入りますか?

動画のページが書いているのは、動画に入るもの(スライド、アニメーション、切り替え、記録したタイミングとナレーション)と入らないものです。ノートについては、入るとも入らないとも書いていません。記録するときはノートが画面の上にテレプロンプターのように出るので、読み上げた声はナレーションとして入ります。動画は最後まで再生して確かめ、.pptx にはノートが残っていることを忘れないでください。

動画や画像にすると、非表示のスライドはどうなりますか?

アニメーション GIF では、非表示のスライドは作成時に飛ばされると Microsoft のページにあります。動画と画像について、入るかどうかを書いた Microsoft のページは見つけられませんでした。書き出したものでスライドの枚数を数え、出してはいけないスライドは非表示にするだけでなく削除してください。

ScrubDrop で、書き出した PDF や MP4 を整えられますか?

できません。ScrubDrop が読むのは .docx・.xlsx・.pptx で、PDF・動画・画像は Word・Excel・PowerPoint のファイルではないとして受け付けません。書き出す前のプレゼンテーションを整え、書き出したファイルのプロパティはご自身で確かめてください。

出典:このページからリンクした Microsoft のページは 2026 年 10 月 25 日に確認しました。ScrubDrop は Microsoft と提携していません。

書き出す前に、プレゼンテーションを確かめてください。ブラウザーの中で動き、アップロードしません。無料版は 1 回に 1 ファイルで、ScrubDrop が扱う種類のうち見つけたものはすべて一覧にし、プロパティとコメントを取り除きます。ノートと非表示のスライドを取り除くのは ScrubDrop Pro です。ファイルを確認