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Excel の個人情報を送る前に取り除く — 非表示シート・定義名・ピボット・リンク・プロパティ

最終更新日:2026 年 10 月 16 日

要点:写しの上で、要らない非表示のシートと定義名を削除し、リンクを解除し、ピボットテーブルは値に置き換え、プロパティを消します。ドキュメント検査は非表示の名前・外部リンク・ピボットのキャッシュを見つけますが、Microsoft によれば削除しません。

どこにあり、どう見つけるかは Hidden data in Excel(英語)と Excel の非表示シートで個人情報が漏れるにあります。ここでは Excel の機能で取り除きます。

1. 非表示のシートと「非常に非表示」のシート

Microsoft の日本語のページ「ワークシートの表示と非表示を切り替える」の手順で[再表示]を選ぶと、非表示のシートが一覧に出ます。1 枚ずつ見て、送らないシートは削除します。同じページは、非表示のシートのデータも「他のワークシートやブックから参照することはでき」ると書いています。

VBA で「非常に非表示」(xlSheetVeryHidden)にしたシートについて、同じページは「[再表示]コマンドでは、これらの非表示シートは表示されません」と書いています。一覧が空でも、隠れたシートが無いとは限りません。Visual Basic Editor を使わないなら、ページが勧めるとおり、ブックを作った人に問い合わせてください。

削除する前に、残すシートの数式がそれを使っていないか確かめ、使っていれば先に値で貼り直します。

2. 定義名

定義名は、セル・範囲・数式・定数に付けるラベルで、顧客名や人の名前を語ることがあります。名前を消すと、それを使う数式は「#NAME? エラーの修正方法」のページが説明する #NAME? エラーになります。写しで作業し、消す前に数式を検索してください。

Microsoft の「Excel で[名前の管理]を使用する」の手順は、「[数式]タブの[定義された名前]で、[名前の管理]をクリックします」です。要らない名前を選んで[削除]、[OK]で確定します。「参照範囲」で他のブックを指す名前はリンクでもあります(4 を参照)。

同じページは、このダイアログには VBA で定義された名前や非表示の名前が「表示されません」と書いています。ドキュメント検査は非表示の名前を見つけますが、Microsoft の「非表示の名前が検出されました」のページは「ドキュメント検査では、これらの非表示の名前を削除できません」と書き、1 つずつ削除するか残すかを選べるマクロを示しています。ただし、このマクロで非表示の名前を消すと「アドイン(ソルバーなど)またはマクロが期待どおりに動作しないことがあり」ます。写しで実行してください。

3. ピボットテーブルのキャッシュ

ピボットテーブルは元の行の写しを持つことがあり、元のシートを消しても残ります。「ピボットテーブル オプション」のページは、[データ]タブのソース データを保存する設定について「この設定は、データ プライバシーの管理に使用しないでください」と書いています。数字だけでよいなら、新しいブックに値として貼るか、要るシートを CSV で渡します。ドキュメント検査は「キャッシュ データありの BI 機能」を報告しますが、Microsoft はこれを削除しないものに挙げています。

4. 他のブックへのリンク

他のブックを読む数式は、そのブックの場所(パス)を持ち、パスにはユーザー名やサーバー名がよく入ります。Microsoft の「ブックのリンクを管理する」のページの手順では、[データ]→[クエリと接続]→[ブック リンク]でウィンドウを開きます。そこからの手順は版によって違います。

解除すると、リンク元の値を使う数式は「すべて現在の値に変換されます」。Windows では元に戻せない(Web では戻せる)ので、先に写しを保存します。同じページは「ブック内のすべてのブックのリンクを自動的に検索する方法はありません」とも書き、数式(「.xl」を検索)・定義された名前・図形やテキスト ボックス・グラフのタイトルと系列を探すよう挙げています。外部データのクエリを使っているなら、そのパラメーターが他のブックを読んでいないかも確かめてください。

5. 文書とユーザー設定のプロパティ

プロパティには、作成者、最後に保存した人、会社名、独自の項目が入ります。Microsoft の「Office ファイルのプロパティを表示または変更する」のページの手順では、[ファイル]→[情報]で、ページ上部の[プロパティ]から[詳細プロパティ]を選びます。独自の項目は[カスタム]タブにあります。ファイルの中では、ユーザー設定のプロパティは docProps/custom.xml という別のパーツです。

ドキュメント検査の「ドキュメントのプロパティと個人情報」は、ダイアログより広い範囲を扱います(中身は 隠しデータの種類と確認方法)。手順は[ファイル]→[情報]→[問題のチェック]→[ドキュメントの検査]で、写しで検査してください。

Mac とブラウザーでは

Excel for Mac にドキュメント検査があるかを書いた Microsoft のページは見つかりませんでした。Mac で手で確かめることは Document Inspector on Mac(英語)にあります。

ScrubDrop はブックをブラウザーの中で読みます(アップロードしません)。無料版は、見つけた種類を件数と短い見本で一覧にし、プロパティとコメントを取り除きます。非表示のシート・定義名・ピボットのキャッシュ・リンクを取り除くのは ScrubDrop Pro です。非表示のシート・定義名・リンクを取り除くときは、残るシートの数式をすべて(取り除いたものを使う数式に限らず)最後に保存された結果に置き換えるので、数字は変わらず、ブックは再計算しなくなります。数式に保存された結果が無いブックは、推測せずに断ります。結果は別のパーサーで読み直し、その確認に通らないファイルはダウンロードできません。

再確認は強い手がかりですが、約束ではありません。送る前にすべてのシートを開いて見てください。続けて計算するのは作業用の写しで。

送る写しを確かめる

作業したブックではなく、保存した写しを開いて、同じ場所をもう一度見ます。

  1. [再表示]の一覧に、取り除くつもりのシートが残っていないこと。「非常に非表示」のシートはここに出ないので、これだけでは足りません。
  2. [数式]→[名前の管理]に、残すつもりの名前だけがあり、他のブックを指す名前がないこと。
  3. [データ]→[クエリと接続]→[ブック リンク]に、切るつもりのブックが残っていないこと。
  4. [ファイル]→[情報]→[プロパティ]→[詳細プロパティ]の[ファイルの概要]と[カスタム]のタブ。
  5. Windows では、ドキュメント検査をもう一度実行し、まだ報告される項目をすべて読みます。とくに、見つけても削除しないとされる項目に注意します。

ダイアログに出ない場所(「非常に非表示」のシート、非表示の名前、ピボットのキャッシュ)は、ファイルそのもので確かめられます(Hidden data in Excel、英語)。

よくある質問

リンクを解除すると、ブックの数字は変わりますか?

数字はそのままで、裏の数式がなくなります。「ブックのリンクを管理する」のページによれば、リンク元の値を使う数式はすべて現在の値に変わり、Windows では元に戻せません。

ピボットテーブルのソース データを保存する設定を外せば、データはブックから消えますか?

それに頼らないでください。Microsoft の「ピボットテーブル オプション」のページは、この設定を「データ プライバシーの管理に使用しないでください」と書いています。相手に要るのが数字だけなら、新しいブックに値として貼るか、CSV で渡してください。

ドキュメント検査で非表示の名前と外部リンクを消せますか?

消せません。Microsoft はどちらも、ドキュメント検査が見つけても削除しないものに挙げています。非表示の名前は「非表示の名前が検出されました」のページのマクロで、リンクは[ブック リンク]のウィンドウから解除します。

出典:このページからリンクした Microsoft のページは 2026 年 10 月 16 日に確認しました。

送る前に、ブックが持っているものを確かめてください。ブラウザーの中で動きます。無料版は 1 回に 1 ファイルで、隠れたデータはすべての種類を一覧にし、プロパティとコメントを取り除き、変更履歴は承諾して取り除きます。ファイルを確認する。